文章を書く為の最低限のルール

2021年7月20日

では、記念すべき第一回の講義を始める。

面倒くさいのは嫌だぞ。子供の頃から家庭教師のフクロウ先生にはお世話になったが、難しいのは、儂ぁ嫌いだ。

HULER、変わっておらんな。でも最低限のルールだから。HULERにしてみれば聞き流してもわかる話だろうて、ふぉふぉふぉ。

まずは、文章を書くときの決まり事について、順不同で思いついた順に話します。

これらが出来ていないと、例えば何かのコンテストに応募したとしても、端から読んで貰えない。内容云々の話ではなく、書式がダメで相手にしてもらえないのだから

枚数

枚数 文学賞によっては原稿○○枚 という数え方をします。
それは、400字詰め原稿用紙で○○枚という数え方と理解しておくこと。
原稿用紙は20文字×20行になっているが、20文字は短い。ワープロで20文字で行替えの設定で書いていたら行ばかりどんどん変わってしまって、書き手としてはどこか不快。実際の書籍でも1行20文字の本など見たことがないが、それが一応常識になっているので、仕方ない。ワードの設定を1行40文字に設定しておけば、後でカウントしやすいかもしれないです。

三点リーダーは二つ繋げる

「…」は二文字繋げて「……」と2マス使って書く。「・・・」とか「・・・・・・・」とかの書き方はダメ。こういう書き方をすると、出版業界の習慣が分かっていない素人と舐められて読んで貰えない。

「――」も同様です。これは「ダッシュ」で変換して書きます。ハイフン「ー」の連続の「ーー」ではありません。

会話の「  」内の最後の句読点

通常「   、  。」の様には書かない。「    、   」となる。書くなら書くで終始一貫していれば良いが、通常書かないので、書かない方が無難です。

感嘆符「!?」は縦書きでどう入れる

「!!!」とか[!?」とかを一文字として入れる場合。これは書式の設定をいじれば掛けます。「書式」⇒「拡張機能」⇒「縦中横」です。漫画の台詞によく使われそうな表現で、最近ライトノベルなどで「―――――――」とか「~~~~」のような書き方をする人が増えているけれど、こういう表現も最近はありなのかなと思います。

ルビ ふりがな

そのままでは読めない、難しい漢字に使う程度がよいです。「経緯」を「いきさつ」、「足跡」を「あしあと」などと意図的に読ませたい場合に使う方法もあります。

句読点

読んだときに読みやす所に「、」や「。」を付ける程度の認識で良いです。基本的には朗読する際に息継ぎの間を置くところに付けるのが原則です。

改行

改行の仕方に特にルールはないです。作家のスタイルによって変わります。

文体の統一

「ですます調」なのか「で・ある調」なのか、一貫していないと読んで違和感が出てしまいます。

視点や人称の統一

物語を書くときに「私は」という第一人称の視点で書くのか、第三者目線で書くのか、神のような上から目線で書くのか、という統一性が終始一貫していないと、訳の分からない文章になってしまいます。

 

以上。かい摘んで、最低限のルールのみ説明終わりじゃ。HULERにとっては眠たくなるほど簡単な内容じゃったのぅ? ふぉふぉふぉふぉっ。 次からはもっと濃い内容になろう。期待する事じゃ。ふぉふぉふぉふぉーっ。